国立温泉 湯楽の里～開放感たっぷり！大空仰ぎ見ながら露天に浸かる
公式サイトトップページの写真インパクトが強く、ずっと行きたいと思っていた国立温泉 湯楽の里。高い場所にある細長い露天風呂の湯船からの眺望が実に見事なのだ。
最寄駅はJR南武線矢川駅だが、駅からのかなり離れているため、車以外で行く場合には路線バスに乗る必要がある。
国立駅からもでているが、矢川駅から乗ったほうがいいだろう。時間帯にもよるだろうが、国立・矢川間の道が結構混んでいたようなので。
場所は多摩川のすぐ脇。
例の展望露天風呂も多摩川側にある。
ちなみにこれが公式サイトトップページ写真（一部合成）。
これはやや上から俯瞰した図なので、実際には湯船に身体を沈めると多摩川の河川敷や富士山などは柵に隠れて見えないのだが、湯船から見渡せる広さは抜群。
ご存知のように多摩川はかなり幅もあり河川敷も広い川。
そのため、露天風呂エリアをそれほど高い塀で加工必要もなかったのだろう。柵はあるものの湯船からかなり離れた場所に作られているため、上だけでなく地平線のちょっと上から大きな空を眺められる風景は、都内の他の場所ではなかなか実現しえないものだ。
露天風呂で立った状態からなら、富士山やその手前に連なる山々が一望できる。
それ以外は電線の鉄塔の上部が少し見えるくらいで、あとはすべて大空。
この日は空一面を細かなうろこ状の雲がおおっており、それを眺めながら湯船につかっていた。
参考までに、入浴後レストランの窓から見た同じような風景の写真を張り付けておく。
露天風呂の横に細長い湯船のうち、左側が「上の湯」、右側が「下の湯」で、上の湯は源泉かけ流し。当然そっちに人は集中していた。
他にジェットバスや寝湯も屋外にあり、籐製のベッドもいくつか用意されている。
この開放感はつい長居したくなる。
そんなわけで露天風呂ばかりにいたため内湯がどんなだったかあまり印象にはないのだが、高濃度炭酸泉があり、サウナは塩サウナとテレビ付きの広い高温サウナの２つ。
芯まで温まった体でレストランへ。
フロアは低くなるが、多摩川河川敷も含め同じ方向の風景を大きな窓から楽しむことができる。
そうそう、忘れちゃいけないのが公式サイトで配布しているクーポン。
これを遣えば、館内着レンタルが無料となり、さらに唐揚げ３個が無料でついてくる。
おまけだけど、なかなか美味。
さらにビールと・・・
具だくさんの釜揚げうどんも美味しかった。
掘りごたつ式のこんな部屋もある。
ふすまで仕切れるようになっていたので、忘年会・新年会にもよさそげ。
マッサージルーム。
お休みどころ。
かなり寝心地よさそげなリクライニングチェア。隣との仕切りも高いので落ち着ける。
コミック本棚も充実。
大空を満喫できるこの国立温泉、本当に気に入ってしまった。
今度は雲ひとつない真っ青な空のもと、のんびり湯に浸かりたい。
