东京温泉

东京有为数众多的温泉设施,这一点却不太为人所知。可在利用古民家改造而成的别有情趣的建筑及包围于庭园之内的正宗露天温泉等,充分感受日本的温泉文化。设施内有饭店,还提供美容及按摩服务。当日往返去东京的温泉,在体验日本温泉文化的同时消除旅行的疲劳吧。 日本語版 漢語繁體字版
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鴎外温泉(水月ホテル鴎外荘)~時間が止まったかのような森鴎外旧居

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「上野公園のすぐ近くにこんな場所があったなんて!」
そう驚いたのが、水月ホテル鴎外荘。

今回温泉を調べている最中に、森鴎外の旧邸が上野公園すぐ脇のホテル中庭に残っていることを知った。

最寄駅は東京メトロ・根津駅で、上野駅からも歩いて12分ほど。公園内を突き抜ける道をまっすぐ行き、動物園のちょっと先あたりだ。

●鴎外温泉(水月ホテル鴎外荘)

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このホテルの中庭には、森鴎外の旧居が保存されており、その庭園なども見学ができる。

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ホテル公式サイトによると、森鴎外は28歳で結婚した後この家に住み始め、「舞姫」などの作品を執筆したそう。

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かつて鴎外が「舞姫」を執筆した日本間を「舞姫の間」と名付け、現在はお食事処、宴会場、コンサート会場として、皆様にご利用いただいております。庭に は、当時から残る樹齢300年の榧の木や、200年以上の黒金もちの木もあり、当時の鴎外の暮らしをしのぶことができます。2002年に復元した玄関もぜ ひご覧になってください。まるで、鴎外がその場に佇んでいるかのような明治の雰囲気漂う玄関です。

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軒先には心地よい音色をかなでる風鈴が吊り下げられ、時間が止まったかのよう。部屋の中を覗き込んでいるとNHK朝の連ドラの世界に転がり込んできたような錯覚にも襲われる。

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これが復元したという玄関だろう。
2002年というからそれほど前ではないが、奥の建物や庭ともしっくり馴染んでいる。

建物内には入らず庭を散策していただけだが、それでも十分に楽しめた。静かな時間が流れる空間だ。

・・・とは言え人気ホテル。
私が訪れた時にも、年配の方々の同窓会が前夜開催されていたらしく、チェックアウト前の人達でホテルフロントもこの旧居もかなりにぎわっていた。

「温泉も混んでいるかな?」

やや躊躇したが、せっかくここまで来たので鴎外温泉に入ることにしフロントに。

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日帰り温泉は朝6時から始まっており、1500円を払うとバスタオルとタオルを渡される。

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温泉は鴎外旧居がある中庭を抜けた奥、新館の二階の角にある。

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趣向を変えて作られた浴室がふたつあり、男性湯と女性湯で日替わりになっている。

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ひとつは「檜の湯」で、樹齢2000年の古代檜を使った湯船。

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もうひとつは「福の湯」。
大理石で作られた浴槽となっている。

泉質の説明もここに書かれているが、それによると「カルシウムやラジュウム等を含んだ重炭酸ソーダの温泉」「無味無臭のさらりと粋な入り心地」「見るからに薬湯をほうふつとさせる僅かなセピア色」とのこと。

この日女性風呂は「檜の湯」。
入ってみたらそれほど広くない脱衣所にも浴室にも自分以外誰もいなかったのでパシャリ。

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浴槽も10人くらい一斉に入ったら少々きゅうくつに感じるだろう大きさ。
洗い場も6人分で、サウナも露天風呂もない。

女性客もかなり泊まると思うので、夕方以降はちょっと混みあいそうだ。
むしろ日帰り利用で、チェックアウト後のこの時間や午後利用するほうが快適かもしれない。

温泉はよく、湯船につかって腕を軽くさすると肌に絡みつくようなお湯。宿泊客もフロントで「温泉が本当によかったわ」などと感想を述べていた。香りはなくてうっすら琥珀色。沈めた足がほのかに褐色色に染まるお湯だ。

温まる効果も高いようで、それほど長く入浴していたわけではないのに、湯上り後もしばらく顔からぽたぽた汗がしたたりおちるほどだった。

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結局、最後まで貸し切り状態。
更衣室には冷たいお茶も用意されていた。

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温泉だけでなく、ランチと温泉を組み合わせた日帰りプランなどもいろいろ用意されている。

●水月ホテル鴎外荘「日帰りプランの一覧」

いつもとちょっと趣向変えた女子会や懇親会などで利用するのもよさそげ。
根津散策と兼ねて訪ねてみるのもおススメだ。

●鴎外温泉(水月ホテル鴎外荘)