伊豆大島・三原山温泉~三原山と裾野を望む開放感たっぷりの露天風呂
東京は実はものすごく広い。
南北の距離でも東西の距離でもダントツ1位で北海道を越えている。そう、伊豆諸島&小笠原諸島があるからなんだけどね。
そんなわけで今回ご紹介するのは伊豆諸島の中でも本州からもっとも近い島、伊豆大島の温泉。伊豆大島へは東海汽船の高速ジェット船が平日3便・週末4便就航している。
東京・竹芝からは1時間45分。週末なら7:45に竹芝を出れば伊豆大島着は9:30。帰りは15:35大島発に載れば17:40には竹芝に帰着するので、都心からでも日帰りで十分行ける、そんな温泉があるのがここ。
目の前に三原山の広大な裾野風景が広がり、塀など遮るものが一切ない露天風呂が魅力の温泉だ。
温泉日帰り利用なら大人一人800円だが、公式サイトの特別割引入浴券を持参すれば500円。朝は6時から9時まで、午後は13時から21時まで入浴が可能。
早朝に入港する大型客船に乗ってきた人達が温泉&休憩でも利用できるよう、大人2000円の朝食休憩プランもある。
ちなみに自分は、東海汽船が主催する伊豆大島原付バイクツアーに参加し、二日目の午前中にここを訪れた。
他に誰もお客さんがいない時間帯だったので、入浴前に記念撮影。
屋内の風呂もぐるりガラスに囲まれて開放感たっぷりだ。
明るさの差で外が真っ白に写ってしまっているが、実際は三原山の裾野の新緑と青空がまぶしいほど。
でもここはやっぱり露天風呂。
一歩外にでると、目の前に三原山。
外輪山まで、人も踏み込めない樹海が延々と広がっている。
男性では珍しくないかもしれないが、女性風呂でここまで目隠し塀がない露天風呂と言うのは非常に珍しい。盗撮などのリスクもあるのだろう、ほとんど覗けない場所であっても胸までの塀などで展望遮られてしまうのが通常だ。
湯に肩まで漬かって外の景色を堪能できる、ここまでオープンな露天風呂はなかなか体験できない。
ちなみにこれは、もうひとつの露天風呂。
見晴らしのよさは変わらないが、屋根がついている。
時間帯による男女入替制になっているとのこと。
お湯がどうだったかというのは、ちょっと時間も経ってしまい忘れてしまったんだけど、このサイトに詳細レポートが掲載されていた。
●伊豆大島 三原山温泉「大島温泉ホテル」 | ひなびた温泉探検隊
そういえばこの日も、日の当たる場所にいると一瞬で日焼けしそうになるほどの日照だった。
フロント前にはお土産コーナーも。
さらに記念写真用の衣装もロビーに置かれていて、自由に着ることができる。
アンコ椿は恋の花。
「船に乗って温泉に行く」というのも、たまには新鮮で面白いと思う。
週末1泊2日、あるいは日帰りでも十分に楽しめるので是非。
伊豆大島には他にも2つの温泉がある。
詳細はこちらで。