豊島園庭の湯~男女一緒に水着で入れるバーデゾーンで家族一緒に楽しめる
立地も施設も非常にいいので、都内在勤・在住の方なら訪れたことある人も多いだろう。スパ・ラクーア、大江戸温泉物語と並ぶ、東京の三大巨大スパともいえる場所。ただこの3つの中なら、もっとも落ち着いて湯を楽しめる場所かもしれない。
場所は豊島園のすぐ隣。西武池袋線豊島園駅を出れば歩いて2分ほど。
ちなみに豊島園駅は池袋駅から直通で14分。
都営大江戸線も豊島園駅があり、新宿から直通で20分。
ちなみに余談だが、豊島園もこの豊島園庭の湯も、所在地は練馬区だ。
料金は大人2,310円。
平日に訪れるなら、平日会員(540円)になって平日入館料1,770円。合計2,310円なのでとりあえず会員になっておいたらいいだろう。レンタル水着もある。
フロント。
フロント前には水着売り場も。
フロントからガラス越しにバーデゾーンが見える。
大きな円形のスペースで二階まで吹き抜けになっており天井が高い。
館内はこんな感じで、中心には丸いバーデプールがあり、そこからつながっている屋外ジャグジーが2つ。
バーデプールは中央の丸い部分と、庭に面した外円の部分に分かれていて、外側のプールでは時間によってアクアプログラムにも参加できる。中央部分では外周にさまざまなジェット水流のアクアマッサージが受けられる場所があり、順番に動いていくと背中、腰、もも、首と部位ごとにマッサージできる。
●アクアマッサージメニュー | バーデと天然温泉 豊島園 庭の湯
バーデゾーンの左右には男女別の温浴ゾーン、つまり裸体で入る温泉がある。
地下1,445mから汲み上げた天然温泉で、露天風呂も緑いっぱいで心地よい。
二階はリラクゼーションスペース。
カウンター席があるのは、ひとりでスパに行くことが多い自分にはうれしい配慮だ。
ショップもかなり充実している。
奥にはレストランもあり、宴会などもできる。
風呂上がりにごろんとくつろぎたいならこちらのスペース。
テレビ付きの席もたくさんある。
テレビは要らないよということなら、最前列のチェアで緑を満喫するのもいいだろう。
山手線からちょっとの場所に、ここまで緑いっぱいの温泉施設があるというのはすごいことだと思う。まさに都会のオアシス、日帰りでもかなりのリフレッシュになるはずだ。
エステメニューもいろいろ。
一階の奥には岩盤浴もある。
その岩盤浴の部屋の前から日本庭園に降りることができる。
実は豊島園はもともと、室町時代の練馬城跡に作られている。その城を築城したのが豊島氏で、このあたり一帯は豊島園ができた頃は北豊島郡という地名だったそう。
大正時代になり、藤田好三郎という人物がこのあたり一帯の広大な土地を静養地として購入、住居用に庭を作り始めそれが日本庭園になった。今の日本庭園はその時のものと場所も別なのか、あるいは同じ場所を別の造園家が一からデザインしなおしたものなのかはよくわからないのだが、もともとここはそういう場所だったらしい。
広い本格的な日本庭園で、バーデゾーンの屋外ジャグジーの脇にも共用サンダルが置いてあり、水着のまま散策ができる。
茂みの奥が屋外ジャグジー。
水着でアクアマッサージしたり、アクアプログラムに参加して身体を伸ばしたり、あるいは温泉に浸かったり日本庭園を散策したりと、何時間でも滞在して楽しめる場所だ。水着で入れるバーデゾーンがあるので、家族全員で、あるいはカップルや仲良しグループで来て、男女一緒にわいわい長時間楽しめるのがうれしいところ。
まだ行ったことない方はぜひ一度。