公共料金で入れるスーパー銭湯温泉「黒湯天然温泉ヌーランドさがみ湯」
実は2017年2月から借りている部屋がこの「ヌーランド」のすぐ近くで、毎朝歯磨きしながらここの看板を見ているほど。京急雑色駅から蒲田方面に伸びる長い商店街からちょっと脇道を入ったところにあり、住宅街のど真ん中にしては大きな施設だ。
自動販売機で入館チケットを購入。
私は「@nifty温泉」のクーポンを利用して全館利用券を購入した。その場合は窓口でになる。
ちなみにお食事処や休憩ルームは2階にあり、そこを利用するためには全館利用券が必要となる。タオルに館内着もついてきて、さらに別料金のサウナも利用できる。
浴室は一階から。
湯船いろいろ。
丸い黒湯の湯船をはじめ、バイブラバスや電気風呂も。
そして露天風呂も。
やはり真っ黒な黒湯で、肌がつるんとする感触に。
露天風呂の外は塀で囲まれた細長い庭になっていて、天井からも格子が吊り下げられ下のほうだけが空いている状態。なので空を見上げることも全くできないのだが、庭木など眺め風にあたりながらぼーっとできる。
気持ちがよかったので、3回くらい出たり入ったり。
内風呂の一角にサウナがあったが、別料金のため利用している人はほどんどいないようで、「誰か入らないかなあ」と待ち構えていたのだが、結局私がいた間は誰も入っていかなかった。
ちなみになぜ待ち構えていたかというと、この鍵が理由。
サウナ利用するというとこのフック状の鍵が渡されるのだが、
「これでどうやって開けるんだ?」
普段、銭湯でもサウナ別料金の場合はまず入らないので、こういう鍵を使ったことがなかったのだ。結局仕方なくひとりでサウナに向かっていき、扉の溝のような場所にこの鍵を差し込んだ瞬間にわかった。
これはねじって開けるのではなく、フック部分でひっかけて手前に引っ張るためのものだった。なーんだ。
一階の休憩スペース。
そして二階にあがって大広間。
ここで飲食ができるのだが、ほとんどの人は全館利用券は買っていなかったようで、人はほとんどいなかった。
リクライニングチェアが並んだ休憩スペース。
テレビを中心に、チェアが放射線状に配置されていた。
コミックや毛布も。
せっかくなので、ドリンク+おつまみ3品で1,000円の「おつまみバイキング」をいただくことに。他にハヤシライスや皿うどんなど食事メニューもいろいろ。
ドリンクは生中やサワーなどから選べる。
食事メニューは他にも。ちょっとした定食屋並みだ。
おつまみも。
風呂上りの一杯。
かき揚げと唐揚げ、そしてたこわさをつまみに。
そして受付でもらったパンフレットを何気なく見ていてびっくりした。
「入浴のみ・・・公共料金」
とあった。
なんとここ、二階を利用するのでなければ460円でよかったのだ。
道理で頻繁に通っているらしい常連さんが多かったわけだ。
なぜかこれを見るまで、スーパー銭湯並みの800円~だと思い込んでいたのだが、それはサウナを付けた時の料金。
おそらく近所の常連さん以外で少し遠くから来る人は、自分同様「全館利用券」を購入しての利用となるのだろう。ふたつの料金体系が併存するところも珍しい。
でもお食事処はむしろ、入浴のみの人も利用できるようにしたほうが収益的には大きくなるんじゃないのかしらんとちょっと思ったりも。
なにせここ、後半は私一人しかお客さんがいなかったので。
歩いて5分くらいなので、また湯上りのビールが飲みたくなったらここに行くと思う。大広間でイベントが開催されることもあるそうなので、そんなのを狙ってきてみても楽しそうだ。