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いこいの湯~緑に囲まれた源泉掛け流しの露天風呂

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2018年3月24日に閉店となりました

広大な駐車場をもつ郊外大型スパ施設、いこいの湯。
最寄駅は京王線多摩境駅だが、徒歩だと20分。電車を使っていくなら京王線南大沢駅もしくはJR相模原駅からの無料送迎車を利用するのがいいだろう。

●いこいの湯

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和風な建物で、入口には瓦屋根付きの門も。
ちょっと早めの朝9時オープンで、まさに開店アナウンスが聞こえてくるタイミングで店に到着した(バイクで行った)。

開店直後なのに車が次から次に入ってきて、既にフロントの前に並んで待っていた人も。

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まずはフロントで受付&お支払い。

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向かいでは瓶詰の行者にんにくや枝豆チップスなど、お土産がいろいろ売られている。豆腐やウインナー、アイスなど冷蔵・冷凍食品まで扱っているのは珍しい。ちょっとした道の駅状態だ。

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ラウンジ的スペースには畳のベンチに和傘パラソル、竹まで。

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まずは「湯屋」へ。

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日によって変わるのかもしれないが、手前に男性浴室、そして廊下をずっとまっすぐ行った奥に女性浴室がある。

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浴室は広く天井も高い。
見上げると何本もの丸太がはられていた。そしていくつもの浴槽。

「健美浴」コーナーには、気流マッサージものや電気風呂などいろいろ。
私が訪れた日の前日までひとつ壊れていた設備があったそうで、常連のお客さんとスタッフが「直ってよかった」的な会話を交わしていた。

3日ごとに替わる「彩りの湯」も。
人気だったのは高濃度炭酸泉で、楽しげに会話する常連さんらしい人たちで混みあっていた。

ただ大きなガラス越しに見えた露天風呂がかなりよさそげなので、内湯はパスして身体洗ってすぐ外へ。

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外には岩風呂が2つに檜風呂&寝ころびの湯。

露天風呂エリアの奥は幅のある斜面になっていて、そこに様々な木が植えられており一部はきれいに紅葉していた。

建物一階部分にある露天風呂だが、特に屋根に目隠し的なものもされてはおらず、隣接するマンションは協議によって、いこいの湯側には窓を作らない構造になっているんだそう。高い垣根でぐるり囲まれてしまっている場所と違い、都市部離れた温泉地の自然の中の露天風呂のよう。

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岩風呂は少し高めになっている丸い湯船のほうがあつ湯で源泉かけ流し。上には屋根がつけられている。

寒い朝にバイクに乗って向かったため、身体が思いの他冷えていたのだろう。
入ってしばらくすると、指先や手足がじんじんしびれるような感覚に襲われた。

それに隣接したもう少し大きな岩風呂は「くつろぎの湯」とあり、隣よりは少しぬるめの設定。目の前にはうっそうと茂る木々。山奥の温泉旅館にいるような気分にさせられる。屋根もないので空を見上げながら入るのも気持ちがいい。

そして四角い檜風呂。
檜風呂の隣には同じような作りの寝ころび湯があった。
一人分スペースがかなり広めでごろり空を見ながらお湯に浸かれる。

湯量がかなり多いのだろうか。
岩風呂も檜風呂も、どんどんお湯が入ってきて、それが湯船の縁を超えて外にどんどん流れ出していた。かけ流しになっていることがよくわかる。

お湯の色は濃い茶色で、肩まで漬かると足は濃い茶色に埋もれ見えにくくなるほど。味は特にない。
洗い場で桶にお湯を汲んでも底が茶色く染まるので、きっと同じお湯が使われているのだろう。

冷え切った体は、いくつかの湯船を転々としているうちにほぐれ、芯まで温まった。

サウナは2つ。

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ドライサウナの他、中に入るとよもぎの香りが濃厚に漂う「よもぎ塩サウナ」もあった。

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フロントのあるエリアまで戻り、休憩室などがある二階へ。

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男性エリアと女性エリアにざっくりわかれている。

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ついたての手前が女性、奥が男性だ。

畳の上に枕付きのマット。
ひとり分ずつなんとなく仕切られているのはいいかも。

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その奥、窓際にはリクライニングチェアが並ぶスペースも。

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目の前は大きな窓ガラスになっており、外の風景を眺めながらごろんと体を横たえられる。

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二階の一角には屋台を模したような売店があり、確か寿司も。
角のテーブル席、もしくは畳席でいただくことができる。

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岩盤浴も二階だ。

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こちらは一階のお食事処。ここも朝9時から営業している。
私のようにひとりで来る人にはありがたいのだが、カウンター席もある。

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テーブル席。

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レストラン突き当りから、外に出ることができるようになっていた。
パラソル付きの丸テーブルにチェア。春・秋の心地よい季節なら、風呂上がりに外の風にあたるのも気持ちがいいだろう。あるいは夏の夜なども。

●いこいの湯

こんな温泉に行きたい!