東京温泉~東京の人気日帰り温泉・スーパー銭湯へ行こう!

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湯河原温泉 万葉の湯~湯河原温泉から毎日タンクローリーで温泉運搬、宿泊施設も備えた巨大温泉施設

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「万葉の湯」というと、横浜みなとみらいの万葉倶楽部を先に思い浮かべる人も多いだろう。
実は他にも全国各地にあり、小田原や神戸、博多にもある。

東京では町田の国道16号線沿いにある。

●湯河原温泉 万葉の湯

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最寄駅は南町田駅で、アウトレットのグランベリーモールを横切りさらに南下したところ。
歩くとちょっと距離あるので、町田駅・南町田駅との間を往復している無料シャトルバスを使ったほうがいいだろう。

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全8階建ての巨大施設。
国道16号線の拡幅によって2011年4月に全面建て替えとなったそう。
3~4階・8階の一部は宿泊施設になっていて、1室2名で一人6,250円から。家族で泊れる大きな部屋もある。

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まずはフロントで受付。
公式サイトではお得なクーポンも配布しており、スマホ画面を見せるだけで使えるのでそれも忘れずに。

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フロントの斜め後ろには、柄さまざまな浴衣が置かれていて、好きなのを自分で選ぶことができる。館内を歩き回る際にスマホなどを入れておくためのメッシュポケットも必要に応じてここから持っていくことができる。なかなか細やかなサービスだ。

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まずは温泉に。

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いわゆるスーパー銭湯的なところろ比べると、それほど多種多様な湯船が用意されているわけでもなく、特別凝った内装でもない。

どちらかというと比較的シンプルでさっぱりした作りになっていて、広々ゆったりしている。ひとつひとつの湯船も大きい。

●東京・湯河原温泉 万葉の湯「湯処のご案内」

↑公式サイトでは360度回転させて見ることができる写真も公開されているので、どんな感じかはぜひ確認してみてほしい。

ひとつ期待とちょっと違ったのは、露天風呂からの展望。
建物自体が高く周囲もそれほど高いビルなどあるわけではないので、もう少し湯船から外を見ることができるのではと期待していたのだが、その予想ははずれだった。立ち上がってやっと下のほうが見えるくらいかな。

建物側には日よけのひさしがあるが、残り半分は鉄骨の柱があるだけで開放的。

いにしえの、万葉集の時代から、名湯として親しまれてきた「湯河原温泉」から、専用の大型タンクローリーで、本物の優れた温泉を施設まで毎日運搬いたします。

●東京・湯河原温泉 万葉の湯「温泉の効能について」

ちなみにここの温泉は、毎日伊豆・湯河原温泉から専用のタンクローリーで運んでいる、なかなか労力とお金をかけた温泉だ。色もにおいもほとんどないので一瞬「温泉?」と思ってしまうが、湯の中で肌を触るときゅっきゅっとした感触がある。

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この日はここで夜を越す予定だったので、まずは一回目の温泉からあがりお食事処へ。
実はクーポンに「セルフドリンク一杯無料」もついており、なんとそれでビールも飲めてしまうのだ。

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セルフコーナーには、自分で食べたいものをとってお会計するビュッフェタイプのお惣菜というかおつまみコーナーも。

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量り売りもある。

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ビールジョッキもセルフで。

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どこのおっさんという感じだが、ゴボウチップスに生中で野球の試合など。
このゴボウチップスはなかなか美味。

至るところの壁に液晶テレビが備え付けられているので、ひとりでも飽きない。この日はたまたま野球とサッカーの国際試合が同時間帯に生中継されていたので、一個おきにサッカーと野球の試合が展開しており、歓声が沸き起こるたびどっちなのか混乱したけど。

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食事メニューも居酒屋つまみ類も充実。
男性グループもかなり来ていて、宴会状態になっていた。

別に宴会会場もたくさんある。
こんな場所で忘年会なんていうのもいいなあ。
仮眠室じゃなくちゃんとした部屋で泊ることもできるし。

酔っぱらいすぎてもいけないのでビール二杯飲んだところでお食事処は退出し、館内散策をすることにした。

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インターネットコーナー。

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畳敷きの広いコミックルーム。
壁に沿っておかれた書棚にみっちり漫画が並べられている。

写真中央ちょっと左寄りのところに置かれた棚は、携帯やスマホ充電コーナーだ。特にカギをかけたりすることができるものではないので、充電している間近くで漫画でも読みながら待機していないと盗難・紛失の危険もあるが、多くの場所で有料のコイン充電器しかないことを考えれば非常に助かる。

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そしてここがTV付きリクライニングチェア並べられた仮眠室。
手前に置かれているのはタオルケットだ。

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奥に行くと女性専用エリアもある。

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利用者ニーズの汲み上げに徹底している万葉の湯。
全部ではないが、一部の席に携帯・タブレット充電器も備え付けられている。流石!!!

ちょっと残念なことにiPhone用のライトニングケーブルはなく直接電源にさせるところもなかったので使えなかった(コミックルームに行けば充電可能)。

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そうそう、忘れちゃいけない最上階の「富士見デッキ」。
万葉倶楽部の高橋弘会長おすすめの場所とのこと。

外に出てみると・・・

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こんなウッドデッキで丸テーブルにチェアも。
そしてその向こうには西側に広がる夜景!

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寒いが見事!
夕方はきっと夕焼け空も楽しめ、そして天気よければ富士山も見えるのだろう。

頑張って日没前に来るべきだったなあとちょっと後悔。
ちなみにこのスペースは夜23時にはクローズされ、外にはでれなくなる。朝方もう一度あがってみたが、しまっていた。

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貸切風呂の個室もたくさん。

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エステ・マッサージメニューもいろいろ用意されている。

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遅い時間で子供もいない時間帯だったため無人だったがゲームセンターも。

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こちらは翌朝、窓ごしに見た外の風景。
国道16号の上に建設中なのは一体どの高速道路なんだろう?と思っていたが、実は今建設中なのも国道16号。2013年秋に着工した国道16号線町田立体事業で、2015年開通予定だったが、11月でこの状況。来年にずれ込むとのこと。完成まであとわずかという貴重な風景を見ることができる場所だ。

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フロントと同じフロアには屋外足湯がある。

実は夜遅い時間にも来たが、その時はちょっと寒すぎたのでチェックアウト前にもう一度入りに来た。

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入口に置かれていたタオルを一枚とり、足湯ぬくぬく。
防寒用のもこもこベストや日傘なども自由に借りれるようになっている。

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夜はこんな感じ。

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都内ではおそらく、江戸温泉物語と並ぶ巨大温泉施設だろう。

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24時間営業年中無休で、一晩はもちろん一日じっくり楽しめる。
個室での宴会もでき、貸切風呂もたくさんあるので、これからの季節なら忘年会・新年会にもいいだろう。

●湯河原温泉 万葉の湯

こんな温泉に行きたい!