東京温泉~東京の人気日帰り温泉・スーパー銭湯へ行こう!

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大黒湯(銭湯)~ウッドデッキからスカイツリーを仰ぎ見る!

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東京スカイツリーの最寄り駅は押上駅。
そこから南に歩いて6分の場所に、天然温泉が楽しめる銭湯「大黒湯」がある。

外国人旅行者の利用も多いそうで、公式サイトには銭湯には珍しく英語・フランス語版まで用意されている。

●大黒湯(銭湯)

四ツ目通りからちょっと入った細い通りにある。私が訪れたのは平日夜で、地元常連さん達がフロントのおかみさんや他のお客さん達と楽しげに挨拶をしながら次々入ってきた。下町の銭湯ならではの雰囲気に満ちていて、余所者の自分までなんだか楽しくなる。

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この日は「銭湯にやってくる外国人」というテーマでテレビ局の取材が入っており、スタッフが銭湯の方と打ち合わせをしながらスタンバっていた。

外観は昔ながらの重厚な銭湯だが、中はリニューアルしてきれいになっており、更衣室も浴室もきれい。

浴室は銭湯にしては広めで、日替わり湯もあり、高濃度炭酸バスもある。
この日の日替わり湯は徳島のカボス湯。

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●大黒湯

ジェットバスもいろいろ。
かなり強力なジェット水流のものや、深さがあって、立ったまま入れる浴槽も。

そして高濃度炭酸バスは、入ってじっと動かずにいると、皮膚表面に細かな泡がたくさんついて白くなった。

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銭湯では珍しく、本格的な露天風呂付。
男性・女性日替わりになっていて、残念ながら私が訪れた日は男性だった。

ここからスカイツリーと煙突が見えるそう。

大露天風呂に入れない女性浴室にも、内湯の一角に細長い露天風呂があった。内湯とはガラスで仕切られていて、屋根の一部が外に向かって空いており、湯船に入るとその隙間から東京スカイツリーのてっぺん部分が見えた!ほんの一部でも見えるとテンションあがるから不思議だ。

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この銭湯の目玉はもうひとつ。東京スカイツリーが見えるデッキがあるのだ。浴室の一角の扉を開けると、二階につながる階段が現れる。一応建物の外になるのだが、すべて木の塀で覆われているので、裸のままあがっていける。上には同じく木でできたデッキスペースがあり、木製のチェアとテーブルが置かれていた。

ただ壁も全部木で覆われていて外の眺めは見えない。
スカイツリーは一体どこから?と上を見上げてびっくり。天井は細長い木を斜めに並べた格子状になっており、その隙間から東京スカイツリーが!!!木のチェアに横たわって東京スカイツリーを楽しむというコンセプトのようだ。

私が訪れた時は、女性風呂はほとんど地元常連さんと思われる方々ばかりだったこともあり、ここに上がってくる人は誰もおらず、ひとりで東京スカイツリーの眺めを独占できた。

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上の写真は後で銭湯の前の通りから撮影したもの。
塀の奥のほうに木で囲われた外階段があるが、それが二階(というかたぶん建物屋上)のウッドデッキにつながる階段。

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スカイツリーはすぐそこだ。
光ぐるぐる回転している展望台ではきっと、大勢の人がカメラやスマホを構えてはるか下界を撮影しまくっているはずだ。

素っ裸で東京スカイツリー眺められる場所も他にないだろう。
なかなか楽しい経験だった。

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●大黒湯(銭湯)

こんな温泉に行きたい!